本記事は
- プログラミングはどんなことができる?
- プログラミングができると便利なことは?
といったことについて説明します。
私の子どもはオンラインのプログラミング教室に通っています。
知人にそんな話をすると「プログラミングができると何がいいの?」といったことを聞かれることがあります。
本記事ではお子さんにプログラミングを学ばせてみようか考え中の方に、プログラミングでできることや便利な事をご説明します。
プログラミングができると便利なこと
プログラミングができると便利なことを順番に説明していきます。
自分のアイデアを形にできる
こんなアプリがあったらいいなとか、こんなゲームやってみたいといった自分のやりたいことや作りたいものを形にできることです。
プログラミングは発想を形にできる手段です。
形にできれば自分以外の人に利用してもらえることも便利な点です。
論理的思考力が身につく
プログラミング的思考といった言葉でも同じような意味で使われています。
プログラミングは動作を考えて順番に組み立てないと思ったとおりには動きません。
三角形を描きたいとしたら、
点を3つ作って表示する
点を線で結ぶ
このようなことを順番にプログラミングでコンピューターに指示しないといけない。
それはどういうことなのかを一つ一つ考え、整理していくことで論理的思考力が養われます。
論理的に考えられるようになることはお子さんにとっても大きな力になります。
趣味として楽しめる
自分でゲームを作るといったことを趣味にしている方も多いです。
すこし本格的にUnityなどでゲームを作成したら、アップルストアやSteamで販売することもできます。
実益になる可能性も考えると有意義な趣味になるのではないでしょうか。
プログラミングスキルを仕事に利用できる
IT企業も含め、あらゆる企業でプログラミングスキルを求められています。
政府の調査でも2030年には79万人のIT人材が不足すると言われている状況です。
専門知識なので、身につけていれば就職や仕事をする上でも有利なアピールポイントになります。
プログラミングでどんなことができるようになる?
プログラミングはコンピューターを使ってできることを増やしてくれます。
その中での代表的な例は以下になります。
- WEB制作
- ゲーム作成
- アプリ制作
- 自動化・業務効率化ツール作成
- システム開発
- ロボット開発
このようにできることは多種多様です。
一方で使う言語によってできることに向き不向きがあります。
事項から説明していきますのでぜひ続けて読んでみてください。
プログラミング言語別できることの違い
テキスト型のプログラミング言語はそれぞれに得意なものがあります。
以下に代表的なものをご紹介していきます。
Ruby(ルビー)
日本人が開発した言語です。
SNSやWEBアプリを作るのに向いています。
ツイッターはRubyで作られたことで知られています。
Python(パイソン)
機械学習やAIを作るのに適しています。
さらにWEBアプリ作成や機械の制御なども得意としています。
フェイスブック、インスタグラム、ユーユーブはPythonで作られたことで有名です。
需要が高く人気がある言語です。
Java(ジャバ)
C#やRubyの元となった言語で、できないことの方が少ない汎用性があります。
その分、学習の難易度がすこし高いといわれています。
インターネット経由で機械をコントロールするIoTの開発、会社の業務システムの作成、アンドロイドアプリの開発などに使われます。
JavaScript(ジャバスクリプト)
Javaの名前をしていますが別物です。
普段インターネットを見る時に使っているグーグルクロームやサファリといったWEBブラウザ上で動作させるプログラミング言語です。
Webサイトの画像を動かしたりするプログラムの作成を得意としています。
Webサイト作成人気により需要が高いプログラミング言語です。
Swift(スウィフト)
アップル社が開発した言語です。
アイフォンのアプリやマックのアプリの開発に使われます。
使うのにマックのパソコンが必要だったりします。
C++(シープラスプラス)
大規模な業務システムの開発から人工知能、機械の制御からアプリ制作まで幅広く使われている言語です。
この言語ならコンピューターで動かすものをなんでも作れるようになりますが、他の言語より習得難易度が高いと言われています。
C#(シーシャープ)
マイクロソフトが作ったプログラミング言語です。
ゲーム制作、アプリ制作でよく使われます。
C++とJAVAを元に作られていますが、互換性のない別言語です。
学びやすく初心者向けと言われています。
市販されているような高品質なゲームが作れるUnityで使われます。
プログラミング言語が一つ使えると他の言語も覚えやすくなる
プログラミング言語は一つできると他の言語も習得しやすくなると言われています。
Scratch(スクラッチ)などのビジュアル型プログラミングから学習していくことで、他のプログラミングを学ぶことに抵抗が少なくなるという研究結果があります。
参考資料:ビジュアル型とテキスト型プログラミングにおける学習順序が教育的効果に与える影響
また企業のエンジニア枠募集の例をご紹介します。
募集要項ではテキスト型プログラミングを習得している方を募集していますが、これは即戦力の中途採用の場合。
新卒枠では特定のプログラミング言語を指定している企業はあまり見たことがありません。
どんな言語でも一つできれば、自社で使っている言語を覚え直すことがそんなに難しくないことを知っているからと推察できます。
そのようなことからも、どんな言語でも一つ使えるようになるとその他のプログラミング言語が覚えやすくなります。
ビジュアル型プログラミングを卒業したら本格的なテキスト型プログラミングを学んでいきたいところです。
まとめ
本記事ではプログラミングでできる事、便利なことをご説明してきました。
プログラミングの有用な点は次のようなことでした。
・自分のアイデアをアプリなどでわかりやすく表現できる
・論理的な思考力が身につく
・趣味として楽しめる
・スキルを仕事に活かせる
また、よく言われるのは「プログラミングで何をしたいのか」という点。
何ができるかわからないと、何をしたいか回答できないかと思います。
プログラミングを学ぶことで次のようなことができるようになります。
- WEB制作
- ゲーム作成
- アプリ制作
- 自動化・業務効率化ツール作成
- システム開発
- ロボット開発
何か一つのプログラミング言語を習得すれば、他の言語も習得しやすくなります。
まずはビジュアル型プログラミング言語を学ぶ事からはじめて、経験と将来の可能性を増やしてあげるのも良いのではないでしょうか。
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