
プログラミング学習というとゲーム作品制作に目が向きがちですが、どれくらい取り組んできたか形に残す方法のひとつに、プログラミング能力検定の資格があります。
面接や自己PRで学習を伝える材料になり、積み重ねてきたことを客観的に示すことができます。
また、大学入試での活用例もあるとされています。
こうした点も踏まえ、実際のところどうなのかを確かめるために、今回、私の子どもにプログラミング能力検定の試験を受けてもらうことにしました。
本記事では、プログラミング能力検定とはどのような資格なのか、実際に体験した申し込み時の注意点を紹介します。
プログラミング学習の成果をどう証明するか迷っていたら、ぜひ参考にしてみてください。
プログラミング能力検定とは
プログラミング能力検定(プロ検)は、小学生や中学生から社会人まで幅広い層が受験できる民間資格です。
プログラミングの基礎知識を、レベルごとにわかりやすく証明できるようになっています。
Scratchのようなビジュアル言語から、JavaやPython、JavaScriptといったテキスト言語まで、学習内容に応じて試験を選択できます。

プログラミング学習は、そろばんや書道のような級や段といったわかりやすい指標がありませんでした。
そのため、どれくらいできるのかを人に説明しづらい部分があったんです。
でも、こうしたレベル制の資格ができたことで、自分の実力を確認しやすくなり、人に伝える際もわかりやすくなりました。
プログラミング能力検定を取得するメリット
プロ検は、大学の総合型選抜や推薦型選抜において、加点対象、評価材料のひとつとして活用されています。
公式サイトを確認してみると、私立大学だけでなく国立大学も活用されていることがわかりました。
大学入学共通テストの科目「情報Ⅰ」に含まれる基礎知識もカバーしているので、受験対策としても役立つ内容になっています。
お子さんがどれくらいプログラミングを理解できているか確認したい場合や、学習の成果を資格として残したいときにも有効です。
英検や漢検ほど広く認知されているわけではありませんが、プログラミング学習の実績を客観的に示す手段として、一定の評価を受け始めている資格といえるでしょう。
プログラミング能力検定の申し込み方法
プロ検は2026年現在、毎月受験ができるようです。
たとえ落ちたとしても、すぐに再チャレンジしやすくなっています。
まずはプログラミング能力検定のトップページに入ります。

するとラジオボタンで会場が選択できる画面になります。お近くの会場を探してください。

もし会場と日程があわなければ、テストセンターでの受験ができます。
テストセンターは土日でも受験できるようになっています。

続いて、個人情報の取り扱いに関して画面に同意をしてから、確認のためのメールアドレスを入力。
送られてきたメールにURLがあるのでクリックすると「登録情報の入力」になります。
ここでは受験する方の名前を入れるようにしましょう。

クレジットカード等で入金処理をすると、受験確認書がメールに送られてきます。
これで完了です。

申し込みに失敗したけど、すぐ修正できた件
登録情報で気がつかず、受験確認書を見て、違和感を感じました。
『あれ、私の名前が入っている・・・。』
どうやら間違えて自分の情報を入力してしまい、子どもではなく、私が受験することになっていたようです。
支払いが終わっていたので、少々戸惑いました。
もしも間違えて入力してしまった場合、受験確認書メールの最下段をみてください。
連絡先とフォームのアドレスが用意されています。
実際に問い合わせをしたところ、すぐに修正対応してもらえました。

万が一ミスがあっても、すぐにリカバリできる体制が整っている点は安心できるかと思います。
試験日当日に持っていくもの
いよいよ試験日になったら、家を出る前に持っていくものを確認しておきましょう。
必要なものは以下。
- 受験する方の顔写真付身分証明書(マイナンバーなど)
- 本受験確認書
本受験確認書ってなんだ?ってなるかもしれません。
申し込みをした際に送られてきたメールが「受験確認書のおしらせ」で、これが本受験確認書です。
中に書いてあることが大事で、内容のコピーをスマホに送っておいたり、プリンタで印刷して持っていけば大丈夫です。
プログラミング能力検定の合否確認
合否については、プロ検登録時のマイページで確認できます。
合否の発表日
合否の発表日はプロ検の登録時の「マイページ」→「試験会場の予約・受検手数料等の支払い」から確認できます。
以下の画面でいうと、成績表公開スケジュール欄が発表日です。

結果の確認
合否の結果確認はプロ検の登録時の「マイページ」→「受検履歴 ・領収書」→「成績表」をクリックすると確認できました。

成績表の確認
成績表を確認すると、合否の結果だけでなく、どのようなプログラミングの概念を理解できているかまで分析してくれています。
単純に受かった・落ちただけで終わらず、今どこまで理解できているのか、どの分野が得意・苦手なのかを確認できるようになっていました。
これまでのプログラミング学習の理解度が見える化されるため、学習の進捗確認にも役立ちます。
今どれくらいできているのかを親子で共有しやすい点は、資格試験として便利です。
一点だけ気になったのは、成績発表時にメール通知が来なかったことです。
マイページを確認して初めて結果に気づいたため、もう少し分かりやすく通知されるとよかったと感じました。
まとめ
プロ検はビジュアル言語から、テキスト言語まで対応しているプログラミングの資格試験です。
小学生や中学生だけでなく、幅広い年齢層が学習内容に応じて受験できます。
また、大学入試での評価材料として活用されるケースもあり、プログラミング学習の成果を形に残す手段としても有効といえるでしょう。
今回、申し込みの際に誤って自分の名前で登録してしまうというミスがありましたが、問い合わせ先が明確で、すぐに対応してもらえました。
実際に受験してみると、単純な合否だけでなく、どこまで理解できているか確認できる点が印象的でした。
プログラミング学習は成果が見えづらい部分もありますが、こうして理解度を客観的に確認できる仕組みがあると、学習の目標設定もしやすく感じます。
プログラミング能力検定を受けるのであれば、日頃の学習も重要になります。
お子さんの学習方法に迷っている場合は、プログラミングスクールを活用するのも一つの方法です。
人気のオンラインプログラミングスクールも比較していますので、あわせて参考にしてみてください。

